明星山 南壁左岩稜

2012/10/26〜28 T田 

メンバー H川、U田、O西P / H本、T田P 

10月26日 21時半ごろ関西出発

10月27日 3時半キャンプ地到着

7時50分登攀開始 13時50分終了点 15時展望台に戻る

10月28日 帰阪

 

 関西からは糸魚川などという日本海側の町はかなり遠方のイメージだ。旅行が好きな私にとっては魚が旨い田舎町である。まして明星山という山については、ついこの間まで白馬の向こうの「みょうじょうやま」でしかなく、どこに行くんだろう、私もついて行っていいんだろうか、と山行の日が近づくほど不安でいっぱい。今年、前穂屏風岩も錫杖も運よく登れたため「そんないいことが続くわけがない」という思いもあって、当日までのテンションは、実は異常に低かった。

夜間に皆さんが車をブッ飛ばしてくださり、あっと言う間に明星のキャンプ地。到着間近になった頃「あれですよ絶対。あの白い山ですよね。すごいわ!」というU田さんの声。こんな夜中でも山が白いの?と思って外に出ると、本当に白く浮き上がった山。大きな星が落下したかのよう。明星と名付けた人に納得の山容だった。

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翌朝はいいお天気。うれしいかなクライミング日和である。石灰岩の大きなおにぎりが目の前にばばーんと見え朝日に輝いている。すごい。あれを登れるんだ、と思うとやっぱりとても嬉しくて、直前までのテンションの低さはどこへやら。

展望台から河原に向かって下り、川を渡って取りつき到着。前にはすでに2パーティいて、準備しながらしばし待つ。

P目H本さんリード。草付きのバンドが湿っていて滑りそうでこわい。ガバを持って薄かぶりを乗り越す。とくに難しくはないのだが、朝いちばんのちょっとした無酸素運動で緊張した。

P目 前の2パーティが登っている最中だったので、また待つことにする。

最初はリードするつもりはなかったのだが、前のパーティが登っているのを見てルートが分かってしまったので、H本さんにお願いして私もリードで登ることにした。1P目より岩が乾いていいコンディション。スラブだけどそんなにこわくない。楽しい〜。

 3P目 あぶみルート 登り始めランペに乗り上がるのが核心。残りのあぶみはリードでH本さんが楽しそうに登られる。軽々とピッチ終了まで。前穂屏風の雲稜にはなかったようなステンレスのペツル、ボルトラダーはいいのか悪いのか安心感がある。私は普通に登ったつもりだったが、下山後に展望台から登攀の様子を見ておられたS山さんから「あぶみが下手すぎる」とご指摘を受けました。また練習して出直してきます。

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 4P目 リードするかどうか尋ねられたが、「ちょっと難しいかも」とH本さんから言われ、怖気づき、リードをお願いする。スラブの後にクラック状のところをレイバックなどしながら登ったと思う。このピッチも楽しかった。

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 5P目 T田リード 最初左にトラバースした後、馬の背のような階段状の岩尾根。登るにしたがい、紅葉の色も鮮やかとなってきて風景が素晴らしい。

 6P目〜9P目までつるべで登り、終了点テラスに13時50分。山頂付近まで来ると紅葉がきれいで、一人で大騒ぎでした。残念ながら紅葉に対する皆さんのテンションはあまり高くありませんでした。ああ、それにしてもいい山でした。今度はフリースピリッツ!なんて言う野望まで抱いてしまった。

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晩ごはんのヒガシマル御膳も美味で、よきお仲間と楽しいクライミングでした。

皆様、ありがとうございました


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