南八ケ岳 阿弥陀岳南稜 正月山行

 

201011日夜発〜14

メンバー: O島、T田、T村、Y田、H

行程:

1日:新大阪(18:00)→小淵沢道の駅(0:30)

2日:小淵沢道の駅(8:00)→舟山十字路(8:30)→旭小屋(9:00)→南稜稜線(9:45)→立場山(12:10)→青ナギ(13:00)

3日:青ナギ(7:30)P3基部(10:40)P3ルンゼ上(11:10)→阿弥陀岳頂上(11:50)→行者小屋(13:00)

4日:行者小屋(8:30)→中山展望台(8:50)→撤収 行者小屋(9:20)→美濃戸山荘(11:00)→美濃戸バス停(12:10) 大阪着18:30

 

 新人さんと冬山へ、ということで南八ヶ岳の阿弥陀岳南稜を選びました。末端から稜を突き上げて頂上へ至るルート、しかも技術的に難しくないことが南稜を選んだ理由でした。新人さんは冬のバリエーションは始めてなので、蓬莱峡アイゼントレ、座頭谷〜大平山〜宝塚ボッカ、武奈ヶ岳山行と事前のトレーニングで準備。

 

週間予報支援図によると年末30日から31日にかけて大きく崩れること、1日から徐々に回復するも冬型は続くであろうことが分かり、2日からの入山はちょうど良いと考えた。

 

2日は風もさほど強くなく曇天の中を舟山十字を出発。駐車場には他に2〜3パーティーがいたが、みんな広河原沢に入っていき、旭小屋に向かったのは埼玉の単独の方が一人のみ。この方も体調不良ということで引き返された。で、南稜に入ったのはぽっぽパーティーのみという人気ルートにしては静かな状況になった。

 

    舟山十字路を出発           旭小屋

この日は踏み跡もしっかりと残り、青ナギの手前で幕営。時間はたっぷり、お酒もたっぷりでゆっくり時間をかけてのお酒と夕食になった。

 

3日、前夜から弱い雪が降り踏み跡は消され青ナギからの登りはラッセル。

風を避けるために森林限界のところで休憩。まあまあの風も吹いているのでこれから先はゆっくり休むことは期待できない。行動食とテルモスのお茶を飲んで出発。

無名峰の辺りでルートが行き詰る。降雪で視界が悪く距離感が狂ったのか尾根を外してしまい、山腹のいやらしいトラバース先は稜線がなくなっていた。

再び元に戻ってルートファインディング。右手に稜線が続いていた。

しばらく行くとすぐにP3のルンゼの手前に到達。相談の結果、ロープは出さずに登ることにした。

ルンゼは雪がしっかり付いていたので新人3人とも不安なく上がることができていたが、ルンゼを越えてからのトラバースの方が悪い。

最後の短い岩壁を乗り越えたらそこが頂上。風の強い阿弥陀頂上で記念撮影をして眺望の全くない頂上から中岳方面へ下る。

 

 

    3P ルンゼ                ルンゼを登る

 

  いやらしいトラバースへ向かう        最後の岩壁下

 

   最後の岩壁を抜けた           阿弥陀岳頂上

この下りも傾斜があるので要注意。一歩一歩確実に降りて中岳沢のコルに降り立てばもう安心。

雪の量と天候から中岳沢下降も問題なしとして、文三郎へは回らず、中岳沢を行者小屋へ向かうことにする。

全くトレースのない中岳沢を思い思いにトレースをつけて下っていると、今回の山行で初めて登ってくる登山者と会った。

行者小屋は2日で閉めてしまいビールを飲むことはできなかった。テン場も撤収して下山していくパーティーが多く、テント数張という静かなテン場となった。

夜から雲が無くなり、満点の星空で冷え込みが厳しかった。

 

翌4日は晴天だったので中山尾根の展望台まで空身で散歩に行くことに。

硫黄から阿弥陀まで青空をバックに稜線がくっきりと引かれて最高の眺め。

 美濃戸山荘からは阿弥陀の南稜P3辺りから上が望見でき、「昨日はあそこを登ってたんやな。」と余韻に浸りました。

 

中山尾根展望台で赤岳をバックに      美濃戸山荘から阿弥陀岳


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